
SALDRAでは男性の生徒さんに毎回レッスンする時にまず最初に前回までやっていた動きを講師と一緒にシャドーします。
シャドーとは聞き慣れない人もいるかも知れませんが、ペアダンスを踊る人、特に男性にはよく知られた練習方法です。
具体的にどういう練習かと言うと、あたかも自分が女性と踊ってるように一人で動いてみるというものです。
格闘技で例えれば、空手の型やボクシングのシャドーボクシングのようなもので、実戦を想定したイメージトレーニング、仮想トレーニングともいうべきものです。
この練習の最も重要なことは、自分が仮想して踊っている相手が細部にわたって見えて(イメージできて)いるかということです。
例えば、女性を回している時の腕の動きや角度などが実際にそこに女性がいるかのように完ぺきに再現できていないといけないのです。
決して大袈裟に言うわけではないですが、この練習に慣れた男性なら、自分のリードに応える女性の指使いや力加減までイメージとして感じることができます。
それぐらい実戦に近いものを想定しないと、この練習をする意味が薄れてしまうんですね。
本来なら講師がいなくても家で一人でできる練習ではあります。
でも、あえてレッスンの中でやらせる理由は、前回の内容をどれだけ覚えているかの確認と、どれだけ相手の女性が”見えて”いるかの確認です。
で、先日のレッスンである男性生徒さんにシャドーをさせたところ、前回ではできてなかったところがしっかり再現できていたんですよ。
そのことを誉めたら、家でシャドーしてた時に女性の動きがどうしてもイメージできないことがあったそうです。
でも、自らが女性の動きをやってみてイメージをより鮮明にして、それからまたシャドーに戻ったのだそうです。
これを聞いて、私は嬉しくなりましたね。
イメージがつかめないからと練習を諦めるのではなく、そこから工夫をしてイメージをつかむことができたわけですからね。
素晴らしい発想の転換だったと思います。
ちなみに、女性には男性にリードされるシャドーの練習はおすすめしません。
なぜかと言うと、実際に男性と踊った時にリードを無視して勝手に動いてしまう恐れがあるからです。
シャドーはあくまで男性用の練習方法だと覚えておいて下さい。
「自分にもできるかな?」という不安を、
「これなら踊れる!」という自信に変える80分。





