
最近入ったばかりの女性と先日レッスンをしていた時のことです。
ペアワークの最中頭が下を向いていて、目線も下がっていました。
うつむき加減でちょっと自信のなさそうな踊りになっていたんですね。
勿論私はそこを指摘したのですが、何かはにかんでいる様子でした。
聞くと、人と顔を合わせて接することが苦手だとのことでした。
サルサのレッスンだけでなく、普段でもそういうことが苦手なのだそうです。
それを聞くまでそんなふうには全然思ってませんでした。
レッスン中でも割とよく話し、よく笑う明るい印象ですからね。
彼女がサルサに興味を持ったきっかけは以前に別に聞いていました。
でもこうした人見知りな部分も改善できるのではないかという期待もあってサルサを始めたようです。
うん、確かにそれは期待できるかも!
そう思いましたね。
だって、サルサで踊る男女の距離って結構な至近距離です。
日常で知り合いでもない男女がサルサの距離で対面するということはそうそうありえません。
多分人間の防御本能が働いて、「な、何この人」とちょっと嫌な顔をされる距離です。
でもそれがサルサでは踊りやすい距離であり、落ち着ける距離なんですよね。
例えそれが初めて踊る他人同士でもね。
不思議なもんですね〜。
でもこの距離で緊張せずに自然に対面して踊れるようになると、人見知りや照れ屋の人でも人と接することに慣れてくるんじゃないですかね。
サルサってダンスだから苦手を克服すると言った場合に何か動的な苦手を連想しがちです。
でも実はこうしたコミュニケーション能力も高められるんじゃないかと思います。
私だって再三このホームページ、ブログで言ってる通り元々内気な性格で、今でさえ決してコミュニケーション能力が高いとは言えません。
でもサルサを始める前と後を比べると、今の自分の方が人との接し方が少しは上手くなったと思います。
そんな私だからこそ、人見知りな人や自分をなかなか表に出せない人の気持ちは良く分かります。
だから人見知りだとか内気だとか、そういう自分の苦手を克服したいという生徒さんもサルサで応援していきたいと思っています。
サルサの技術の向上とともに苦手が克服できたら、これは一石二鳥じゃないですか!
上記の女性の生徒さんもきっと苦手を克服していくうちにサルサも堂々といい姿勢で踊れるようになってくるでしょう!
「自分にもできるかな?」という不安を、
「これなら踊れる!」という自信に変える80分。

