
多分SALDRAって数あるサルサ教室の中でも真面目(すぎる?)というか頑固というか、そんなイメージがあると思うのです。
サルサ自体が楽しいダンスであるし、お店のような雰囲気でレッスンが行われることが多いので、SALDRAが異質に映るのは当然だと思います。
SALDRAは飾り気のないダンススタジオを拠点としてレッスンしていますからね。
初心者対象ですし、マンツーマンですし、確かに異色づくめですよね。
私もそう思います(笑)
でも、単なる突発的な思いつきでこのシステムを用いて突っ走っているわけではありません。
今のシステムに辿り着く前は、どうも自分でSALDRAでの仕事に納得いってませんでしたね。
心からの充実感がありませんでした。
何か空回りしているような感じだったのです。
理由は、その頃はまだ私自身どのような生徒さんをどのように教えたいのかが分かってなかったんですよね。
サルサ教室の常識を破るという発想がなく、逆にその常識に囚われすぎていたと思います。
例えばグループレッスンも然り、レッスン料金の値段も然りです。
他の教室がこうだからということで、私の教室もそれに合わせて、同じ条件で運営していたんですね。
何の疑問もありませんでした。
それが業界の常識だからと思って当然のごとく、やっていましたね。
多分当時来ていた生徒さんも全く同じことを思っていたのではないでしょうか。
つまり、SALDRAも他のどの教室も基本的にやってることは何ら変わらないというふうにです。
どの教室も変わらないのであれば、生徒さんはより自分のしたいようにサルサ教室を利用します。
例えば、より人がいて賑わっている楽しいところに行ったりとかですね。
それが必ずしもSALDRAオンリーじゃなくても全然OKなんです。
そりゃそうですよね。
同じ条件でサルサを習うんだったら、ワイワイ楽しく習えた方がお得感がありますよ。
何なら複数の教室を掛け持ちしてレッスンを受けることだってできますからね。
別に掛け持ちすることが良くないというわけではないですよ。
色んな先生からいいところを吸収することもサルサを習う上でプラスとなることがあるからです。
ただ、SALDRAは数ある教室の中の一つにすぎないと思われていることに釈然としない気持ちがありました。
しかも分が悪いことに、前述した通りSALDRAはお店ではなくダンススタジオです。
よほど心に訴える魅力的な”売り”がなければ、生徒さんをこちらに惹きつけることが困難でしたね。
結果的に私は空回りして、生徒さんともギクシャクしていました。
このままでは本当この先どうなるんだというところでした。
その時思い切ってスクールのやり方を変えたのです。
つまり、私にとってやり甲斐があって、生徒さんにとってもやり甲斐があるスクールにしていこうということです。
いや、もうそうしないといけないと思いました。
それまでの経験や失敗から、私がグループレッスンをやるには限界があると悟りました。
また、グループレッスンでありながら実は生徒さんが一人ということもあったんですよ。
でも、その時のお互いの集中した空気がとても心地よいのを覚えていたんですね。
そこで、真面目に取り組んでくれる初心者にマンツーマンでレッスンしたらいいんじゃないかと思ったんですね。
それがシステムとなって今に生きているのです。
今でも物理的にはSALDRAは数あるスクールの中の一つではあるでしょう。
相変わらずお店に比べるとどうしても見劣りしてしまうダンススタジオで決して多くない生徒さんを一人一人教えています。
でも、生徒さんにとって”かけがえのないレッスン”を提供することがSALDRAの”売り”だと気づいて、ようやく自分がこの仕事をやる意味が見えてきました。
「自分にもできるかな?」という不安を、
「これなら踊れる!」という自信に変える80分。







