こんなことダンスの上達と何の関係があるのか
と思うかも知れません。
でも意外と関係がある事柄があります。
それは何かというと、講師との信頼関係です。
ダンスは体を駆使して踊るものだから、体の
使い方とか練習方法が大事なのは当然です。
でも、ダンスの上達はそれだけではないんです
ね。
講師にとっていい生徒であるということは、
とても大事です。
なぜなら、そういう生徒さんを相手にすると、
講師だって絶対にこの人を上手くさせてあげ
たいと強く思うからです。
そういう生徒さんなら、どんなに躓いても
講師は見捨てることはしないし、どう教えたら
上手く伝わるかを懸命に模索します。
そして生徒さんもそれを分かっているから、
仮に説明が伝わらなくても講師の熱意に感謝を
し、説明がどういう意味なのかを一生懸命考え
ます。
こういうのが生徒とダンス講師の信頼関係と
いうものです。
こういう信頼関係が築けると、お互い
レッスンが楽しく、大きなやり甲斐を感じ
ます。
ちなみに、”いい生徒”だけではよく分から
ないと思うので、私個人の定義として具体的に
例を出してみます。
●謙虚である生徒
●講師を敬う気持ちがある生徒（別に尊敬され
たいとかではなく、教えてもらうことに感謝の
気持ちがあるということです）
●礼儀のある生徒
●講師とのビジネス上関係性に理解のある生徒
（自分は”お客様”だと勘違いしない人）
●自主的に上手くなるための行動を起こせる
生徒
●教室の理念を理解し賛同できる生徒
●仲間の存在を感謝し、共に成長を喜べる生徒
とりあえず、こんな感じですかね。
講師の方がエラいと言ってるわけではないん
ですよ。
でも、生徒さんの人間性が原因で講師が教え
づらさやストレスを感じてしまったら、それは
生徒さんにとっても損です。
講師だって人間ですからね。
講師に「この生徒さんはストレスになるから
教えたくない」と思われたら、生徒さんの上達
にも影響は出ますよ。
勿論生徒さんだけでなく、講師もいい講師で
ある必要があります。
ただ単に生徒さんに好かれるためにいい顔を
するのではなく、正しいと思うことを貫く
ために時には嫌われる覚悟だって必要です。
つまり、生徒にしろ講師にしろいい人である
ということは信頼関係を築くのにとても
重要で、いい人であるということはお互いに
メリットです。
更に言えば、いいダンサーの条件というのは
いい人であるということなんでしょうね。
まさに人間教育ですね!
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