
最近気づいたんです。
サルサの生徒さんて、ちょっとしたキッカケでサルサに興味を持ち教室に来るんですよね。
そして、例えばSALDRAに来た生徒さんはマンツーマンでレッスンを受けるわけです。
でも、そもそもこうした生徒さんはサルサに興味を持つまではダンスもやったことがない人なんです。
そういう生徒さんがいきなりサルサを始めるというのは、実はかなりすごいことにチャレンジしてると思ったんですよね。
いや、頑張れば可能なことではあるんです。
でも、その過程で何かが欠けてることがあるのです。
それは何かというと、音楽のノリ方なんじゃないかと思うんですよ。
もっと普通に言えば、体を使っての音楽の楽しみ方ですね。
つまり、こういうことです。
別にサルサじゃなくてもいいのですが、どこかのクラブに踊りに行ったとしますよね。
そこで踊っている人の大半は別にスーパーダンサーじゃなくても、見ていて踊りが何となく様になっているじゃないですか。
それはやっぱり音楽を心から楽しんで体でノッているからです。
ところが、ダンスを一度も踊ったことがない人がクラブに行くと、フロアーに繰り出すのを躊躇し、見るだけに終始してしまいます。
なぜでしょう?
踊ったことがないから、不格好になってしまうことが明らかだと思うからです。
この気持ち、分かりますよ。
私にも苦い思い出がありますからね。
その昔…まだ高校時代ですね。
一度友達(先輩含む)に誘われて”ディスコ”に行ったことがあるんです。
踊ったことがない私は、道中友達に(ディスコへ)行っても絶対踊らないからと念を押していました。
ところがディスコに着いて暫くすると、フロアーから戻ってきた友達に強引に腕を引っ張られ、フロアーに連れていかれました。
困った私は踊れないからと何度も訴え、やっと解放されたのでした。
そんな私が今はサルサの講師をやっているのですが(笑)
人って変われるもんですねぇ。
まあ、とにかく、あの時は本当参りました。
踊りの素人とは、こういうものなのです。
「自由に踊れったって、どうやって??」
ですよね。
音楽を楽しむ余裕なんて、全くありません。
さて、ここでサルサに話題は戻ります。
初心者にサルサのステップをいくつか教えて、さあ教えたステップを使って音楽で踊ってみろと言ったら、どうなるでしょうか。
まあ、一応教えてあるので、音楽をかけて踏めることは踏めるでしょう。
でも、何かイマイチぎこちないと思うことがあります。
習ったばかりのステップだから当然でしょう。
でも、何回レッスンでやっても”ただやってるだけ感”が抜けない場合があるのです。
これはやはり、音楽にノレてない=心から楽しめていないからじゃないかと思うんですよ。
いや、サルサの生徒さんですから、実はサルサの音楽そのものは好きなのです。
でも、音楽で体を動かそうとすると体が強張ってしまうんです。
これはつまり、まだそこまでやる心と体の準備が整ってないのです。
そこで、最近生徒さん全員に新たな試みをレッスンで行っています。
音楽にノセて体を動かすことはもっと簡単で楽しいものなんだよということを知ってもらうためにですね。
この試みが今後上手くいけば、生徒さんにもっと笑顔でサルサの音楽を内から感じてダンスをより自由な発想で楽しんでもらえるのではないかと期待しています。
「自分にもできるかな?」という不安を、
「これなら踊れる!」という自信に変える80分。







